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シェーグレン症候群

●シェーグレン症候群とは

主として中年女性に好発する涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患です。
ほとんどの方では、目の乾燥(ドライアイ)口の乾燥、鼻腔の乾燥が主な症状です。
一部の方では、間質性肺炎、肝臓や腎疾患、悪性リンパ腫などの内臓疾患を併発することもあります。
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●診断

1999年に厚生省の診断基準が改定され、
(1)口唇小唾液腺の生検組織でリンパ球浸潤がある
(2)唾液分泌量の低下がガムテスト、サクソンテスト、唾液腺造影、シンチグラフィーなどで証明される
(3)涙の分泌低下がシャーマーテスト、ローズベンガル試験、蛍光色素試験などで証明される
(4)抗SS‐A抗体か抗SS‐B抗体が陽性である
この4項目の中で2項目以上が陽性であればシェーグレン症候群と診断されます。

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●治療

人工涙液の点眼、人工唾液の噴霧、頻回のうがい
塩酸セビメリン(エポザック、サリグレン)・塩酸ピロカルピン(サラジェン):今までの薬剤に比べて有用性が高く、約60%の患者で有効ですが、約30%の患者で消化器症状や発汗などの副作用が出現します。

●予後

一般に慢性の経過を取りますが、予後は良好です。乾燥症のために患者のQOLは必ずしも良好とはいえませんが、塩酸セビメリン、塩酸ピロカルピンなどの登場でQOLが改善してきています。生命予後を左右するのは、活動性の高い腺外症状や合併した他の膠原病によります。

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