リウマチ性疾患に携わる神奈川県女性医師の研修と親睦の会】という趣旨の会に参加しました。
第1回が2016年12月2日(金)でしたから、今回は第2回でした。
やまゆりは、神奈川県の県花だそうです。

僭越ながら開会の辞を述べさせて頂きました。

一般講演は昨年6月横浜の反町でご開業されたいいじま内科クリニック 飯嶋優子先生。
演題は『病院外来からクリニック外来になって-リウマチ診療は変わったか-
飯嶋先生は開業医として半年先輩で、お会いするたび「自分のやりたい医療ができるようになれてうれしい、開業して良かった」とおっしゃいます。スタッフみな一丸となって、医療に取り組みたいという想いが伝わってくるご講演でした。
飯嶋先生はスポーツドクターでもあり、2013年6月~7月、ユニバーシアードサッカー日本女子代表に帯同してロシアカザンに行かれた時のお話も、とても面白かったです。

私自身は「開業したから自分のやりたい医療ができるようになれた」という感じはありません。「病院で行ってきた診療は、クリニックでも同じように行えるものだな」というのが実感です。
患者さんの病状が悪い場合は緊急検査や入院が必要ですから、クリニックで行える診療には限界があり、病院にお願いしなければなりません。けれどそのような緊急事態は頻繁におこるものではなく、特にリウマチ性疾患は慢性疾患です。
CT、MRI、エコーなどが必要な時は大和市立病院の予約を入れれば、検査の翌日または2診療日後には結果が届きます。ですので緊急な病状を除き、クリニックでの診療の限界を、今のところ感じていません。

特別講演は国立成育医療研究センター 村島温子先生。日本リウマチ学会理事をされている、とてもご高名な先生です。
演題は『女性と関節リウマチ』。村島先生のご講演は、以前、リウマチ学会の広い会場で拝聴したことがあり、真面目そうな印象でした。けれど「今日はリウマチ医の女子会だから、私もリラックスして本音を混ぜちゃうわ♪」とお茶目でノリが良く、とても面白いお話も聴けました。
ご講演内容の学術的レベルが高いのは学会でも研究会でも変わらないのですが、どのような参加者が集まっているかによって演者のお話に魂が吹き込まれるというのか、学会場での印象とガラッと変わったのに驚きました。

「妊娠を希望しているリウマチ女性患者は、積極的に治療してリウマチの状態を良くして、妊娠可能な状態にしてあげましょう。40歳を過ぎたら、流産や奇形の危険性はとても高くなってしまうのです。リウマチの状態が良くなったら妊娠しましょうね、なんて悠長に構えるのではなく、一刻も早くリウマチを良くしてあげることが大事です」とのお言葉、しっかりと心に刻みました。

とても勉強になり、その後の懇親会も楽しく、良い会でした。
主催者である横浜南共済病院須田昭子先生、どうもありがとうございました。
第3回も期待しております。