一般名処方

クリニックでは、一般名処方をしています。
一般名処方とは、薬の成分名だけを指定する方法で、先発品でも後発品(ジェネリック薬品)でもどちらでも構いません、という処方です。
ただ先発品発売後、特許期間が終了(特許申請から20年間だそうです)しないとジェネリックは発売されないので、その期間は先発品名で処方することになります。

昨日(3月1日)、花粉症の方から抗アレルギー薬のタリオンを処方して欲しいと言われました。
「タリオン」の画像検索結果

処方した数分後、受付から「タリオンを一般名処方に変更して欲しいそうです」。
患者さんは、タリオンのジェネリックが3月1日に発売される事をご存じだったのです。
〇樹にご勤務の方なので、さすがにお詳しいですね😲

その前日(2月28日)、電子カルテ会社から、厚労省データをアップデートするようメール配信されていたのですが、夕方アップデートすれば大丈夫だろうとタカをくくっていました。
処方箋には手書きで対応し、夕方アップデートしたら、タリオン10㎎が、【般】ポタスチン10㎎に変更されました。

今後、メール配信されたら速やかにアップデートしなければ、と反省しました。