応援してくださるお気持ち
毎週水曜日午前中、大和市立病院リウマチ科で外来を担当させていただいています。
抗リウマチ薬で治療されている方は免疫抑制状態のハイリスク群ですので、インフルエンザワクチンを接種するようお勧めしています。
すると数名の方が、「ワクチンは先生のクリニックでお願いしようと思っていたのですよ。直接クリニックへ行けば打ってもらえますか?」とおっしゃってくださいました。
クリニックには入荷量が少なく、現在ワクチン予約をお断りしていることをご説明し、大和市立病院で接種していただきました。
わざわざクリニックへ来てくださろうとするお気持ち、クリニックを応援してくださるお気持ちを感じ、とてもうれしくありがたく思います。
クリニックの患者さんのなかに、何人も知人をご紹介してくださる方がいらっしゃいます。
あたたかく応援してくださる方は、美容院や店舗など、自営業をされている方が多い気がします。
「開業して数年は大変でしょうけれど、無理しないでくださいね」とおっしゃってくださった方もいました。
勤務医の頃は、インフルエンザワクチンは恒例行事の一つで、患者さんとのやり取りで何も感じていませんでした。
クリニック開院後は、患者さんからの何気ないお言葉にあたたかいお気持ちを感じたり、勤務医の頃に気付いていなかったことを感じるようになったと思うことがあります。
そういう自分の変化を感じるとき、開院という経験をしてみて良かったと思います。