電子カルテ導入

大和市立病院で、水曜日午前中にリウマチ科外来を担当させていただいています。
大和市立病院は現在、オーダリングシステム紙カルテです。
オーダリングシステムとは、採血やレントゲン検査、処方などのオーダーや検査結果の確認などをコンピュータで行うシステムです。
医師はオーダリングシステムを使いながら、紙カルテに記載しています。

 

ところが来年1月から、電子カルテが導入されることになりました。
10月に電子カルテの研修会に参加させていただき、本日は画像システムの研修会がありました。

 

思い返すと、2012年3月まで横浜市立大学医学部附属市民総合医療センターに10年間勤務していましたが、その時点では勤務先は紙カルテでした。
同年4月、国立病院機構横浜医療センターに異動しました。
横浜医療センターは2010年4月に新病院に建て替えられていて、その時に富士通の電子カルテが導入されていました。
私は電子カルテ化されてから3年目に赴任したことになり、職員達はすっかり電子カルテに慣れているようでした。
異動直後は新しい病院にも電子カルテにもとまどい、慣れるまで数ヶ月間大変でした。

 

その4年後の2016年4月、横浜南共済病院へ異動しました。
横浜南共済病院もすでに電子カルテ化されていましたが、横浜医療センターと同じ富士通の電子カルテだったため、それほど抵抗なく馴染めました。

 

・・・つまり今まで私は、紙カルテから電子カルテに変更する時に、職員として立ち会ったことがありません。
電子カルテを導入する時には、分厚い紙カルテの情報をコンパクトに分かり易く電子カルテにまとめなければなりません。
しかも外来の担当患者さん全員分行います。
その大変な作業を、幸か不幸か今まで経験したことがないのです。
ですので、今回の大和市立病院の電子カルテ化が、私にとって初めて紙カルテをまとめる機会になります。
しかも大和市立病院に導入されるNECMegaOakという電子カルテは、初めて使う電子カルテです。
お正月明けの大和市立病院の外来をちゃんとこなせるか、心配です…