インフルエンザワクチン その2(ブログ)

インフルエンザワクチンは、
1歳以上3歳未満のものには0.25mLを皮下に、3歳以上13歳未満のものには0.5mLを皮下におよそ2〜4週間の間隔をおいて2回注射する。
13歳以上のものについては、0.5mLを皮下に、1回又はおよそ1〜4週間の間隔をおいて2回注射する。
とされています。
当クリニックを受診していただくのは中学生以上の方ですので、通常0.5mlを1回接種しています。

 

ワクチンは、1瓶の中に約1.2ml入っています。
ですので1瓶で2人に接種できます。
添付文書の注意事項に、一度針をさしたものは、貯法(遮光して、10℃以下に凍結を避けて保存)に従って保存し、24時間以内に使用する、と記載されています。
24時間以内に他の人に接種できなければ、残り約0.7mlを破棄しなければなりません。

ワクチン接種期間は、通常10月から12月です。
最近では、ワクチンのお問い合わせが少なくなってきましたが、それでも予約をご希望される方がいます。
ワクチンを多めに購入して常備しておければ良いのですが、使いきれない場合に困ります。
接種シーズン終わりが近いので、最近ではお問い合わせがあったら、薬品卸会社に電話して在庫を確認し、折り返し患者さんにお電話をして予約日時を決めています。
スタッフの手間がかかるので「ワクチンは終了しました」とお断りしようかと迷っているのですが、「ワクチンがないと、何件も断られた」とおっしゃる患者さんのお言葉を聞くと、できる限り対応してさしあげたいと思います。
ご予約された方、キャンセルなさらないよう、よろしくお願いいたします。